【IT基礎知識5】検索エンジン・その4

こんばんわ、いさポンです。


それでは、5回目を始めます。


今までは、検索の仕方の解説をしていましたが
今回は検索エンジンの簡単なしくみと、種類を解説します。




検索エンジンには、大きく分けてディレクトリ型と
ロボット型 の2種類の仕組みがあります。


ディレクトリ型検索エンジン


主に人間の手作業により、カテゴリ別に分類されて
登録される検索エンジンです。
登録はTOPページのみ行うのが普通で、
かつては、このディレクトリ型が検索エンジンの主流でした。


人間による手作業登録のため、質の高いページが検索できる反面
日々大量に増加するページに登録が追いつかなくなり、
「情報を探す」という目的を達成しにくくなりました。


一昔前のサイト数では対応できたのですが、
現在の膨大なページ数を全て登録することは不可能になっています。
一種のブランド的存在になりつつあります。


一昔前のYahoo!(ヤフー)が、ディレクリ型の代表格でした。




ロボット型検索エンジン


そのような流れの中、ディレクトリ型に代わって
主流となったのが、ロボット型検索エンジンです。


クローラー(スパイダー)と呼ばれるロボットがウェブ上を巡回して
ページの情報をデータベースに追加していく検索エンジンです。


TOPページのみでなく全てのページを自動登録します。
ロボットの作業の為、膨大なページの情報を登録する事ができ、
検索するキーワードが特殊でもほぼカバーすることが出来ます。


ロボット型の欠点は、サイトの登録が自動で行われる為
人によっては不利益な情報なども公開してしまうことがあります。
また、検索者が本当に望むサイトの情報が
検索結果に反映されるとは限りません。


Google(グーグル)が、現在のロボット型の代表格になります。




他に、ハイブリッド型検索エンジンと言われるものがあります。


これは検索エンジンの種類ということではなく、
今現在の大手検索エンジンの形態がディレクトリ型と
ロボット型、両方の特性を併せ持っているのが現状で、
検索結果にディレクトリ登録サイトを優先して反映させるタイプのものです。


Yahoo!が最近までそうでしたが、最近ロボット検索優先に変更されました。




ちなみにGoogleは、
goo、excite、infoseek、BIG LOBE、NIFTY、AOL 、livedoor
といったポータルサイトと提携しているので、
これらのポータルサイトでの検索結果は、
Googleの検索結果と同じになります。




次回は、SEOに関して少し解説します。


批評・意見・感想などございましたら、遠慮なく言ってください。
それでは、また次回よろしくお願いします!!